2015年 5月22日
『2015年4月のつぶやき』
ひさしぶりに今年の４ヶ月を振り返ります。つぶやきを毎月、楽しみにしてくださってる方、ごめんなさい。元気です。
年ごとに時間のたつのが早いと感じますが、写真でこうして振り返るとけっこう、いろいろやってきました。今日はみどり、あらためて昭和の日ですね。昭和天皇の誕生日でした。近頃はなぜ祭日か知らない人も多いです。
私は昨日の朝から明日の朝まで大阪府貝塚市で診療、当直をしています。
明日の関西大学での講義の用意もあらかた出来たので、最近の日常をふりかえってみました。
4月中旬、テレビでギネス級のニュースがドイツから飛び込んできました。
妊婦さんですが、65歳！ありえないというのが、皆さんの最初の一言でしょう。これが今の医学では可能になったのです。
すでに13人も子どもがいて最後に生んだのが56歳、これでもすごいのにさらに海外で体外授精してこれがまたなんと四つ子だというのです。でももう７ヶ月だとか。7月が予定日。無事生まれたらすごいニュースになりますね。
また今年も京都・原谷苑の花見見事でしょう！
この4月から関西大学の非常勤講師ですが、精神生理学（笑いと健康講座）の講義を7月まで8回することになりました。
12（日）横浜で食べない人々のお話を聞く講演会に参加しました。（鍼灸師の森美智代さん、東京の弁護士、秋山佳胤さん、マルチタレントのはせくらみゆきのお話でした。
18日の第10回全国健康むら21ネットのテーマも、食べないという健康養生法がテーマでした。
そして5月1日には最新刊として笑いは心と脳の処方せん（二見レインボー文庫）が発売されました。
それではさっそく4月の最初から振り返ってみましょう。
2（木）毎年3月初めのネコの会という歯科関係の集まりでお会いする、川西市で開業して35年、徳永順一郎先生は当初から毎週、母親学級でお話を続けて1500回記念祭。
特別講演はモンゴルに通ってこの方も20数年、岡崎好秀先生のユニークなお話です。それはロバに入れ歯を作って元気にしたという有名な実話です。
また徳永先生が治療した子どもたちの中には仏画を描く子やヴァイオリ二ストもいて花を添えてくれました。
また歯科の校医として川西市の小学校の給食をパンからご飯に変えたのも徳永先生の功績です。
6（月）年に一度の高校卒業50年目の同期会を京都の祇園白梅でやってます。今年は6名で220名近く卒業して30名を超える同期が鬼籍に入ってます。
祇園白川の石畳を歩いて、もとANA国際線のキャビンアテンダントをしていた若おかみが笑顔で迎えてくれました。
戦後すぐからですからこの２ヶ月お店を休んで改築したばかりでしたから、玄関にはこの通り。
メニューも春を食卓にとこのとおり
２階から見下ろす先ほどの石畳にはライトアップされた夜桜が雨に濡れて。
年年歳歳はな相似たり 歳歳年年ひと同じからず 世の中に絶えて桜の無かりせば春のこころはのどけからまし 友あり遠方より来る また楽しからずや！
高校の時は、チンプンカンプンの漢文でしたが、いまやっとわかる歳になったねという実感をおたがいに持ちました。じつにいい、京都の夜でした。
8(水)日本笑い学会会長の森下伸也教授が学部長をつとめる関西大学堺キャンパスの人間健康学部には、日本で唯一、笑いと健康（精神生理学）講座があります。その非常勤講師をこの4月から1回90分で15コマ受け持つことになりました。毎週なんて、たまらんから２回ずつまとめて月に２回ペースで７月まで笑いと健康にまつわるいろんな話をする予定で始めました。
このキャンパスはこれまで３回くらい、日本笑い学会総会で使ったことのある建物ですから、こんな形で講座を持つとは思ってもみませんでした。南海高野線で普通で15分、浅香山で下車してすぐの場所です。こんな若い学生さんたち100名あまりに話をするのは、初めてですが出席確認代わりの最後の感想文はおおむね好評だったようで、食や胎内記憶、死後の世界に関心をもってくれたようでした。
次回は明日、30日です。
5時50分まででしたから、すぐ電車にのりましたが、6時半からの童謡の会にはちょっと遅れてしましました。でも私にとっては緊張と緩和、とても心地よい切り替えでした。
９（木）来週、友遊会で恒例の京都のお花見に行く下見をしようと朝は、まず7時半から梅田朝飯会でもと警察官で今は保護司をしておられる方のお話を聞きました。環境が少年をそんな悪い道に導くということを長年の体験から語っておられました。
9時に終わってすぐ、一緒に聞いた仲間と新快速で30分、地下鉄からタクシーに乗り換え原谷苑へ着いたのが11時。いつもながら見事です。
ここを後にして、次は妙心寺の退蔵院です。
嵐電の妙心寺駅から電車で嵐山へ
天龍寺の前を通り常寂光寺の方向へ、 いろんな碑があります。
向井去来の落柿舎の前を過ぎ、常寂光寺
を右に見てトロッコ嵐山駅の手前から東海自然歩道の竹林の山道を登ると時期に大河内山荘にでます。
お茶をいただき、ゆっくり山荘の中を登ると京都の町が一望できる高台へ。
ここを出て右に進むと渡月橋に出るのです。
阪急嵐山の駅前にはこんな施設も
たっぷり京都の花見を楽しみました。夜は弁当の日の竹下先生を囲んでの8月8(土)の打ち合わせ。
11(土)当直あけで関空から飛行機で福岡へ。そして唐津で診療、当直。
12（日）福岡→羽田→横浜へ出て、不食の人々の話を聞く集まりへ。
森美智代さんの著作も並び、懐かしい方々との同窓会みたい。
NYのヒーラー、小林健さんと環境問題専門家の船瀬俊介さん、サンプラザ中野さん、森美智代さん、はせくらみゆきさん、白鳥哲映画監督、皇居の清掃以来の秋山弁護士さん、広島の宗教学者 町田宗鳳さんらと再会しました。
小林健さん 船瀬俊介さん サンプラザ中野さん 森美智代さん
はせくらみゆきさん 白鳥哲映画監督 秋山弁護士さん 町田宗鳳さん
シンポジウムではヒーラーの小林さんが司会してユニークなやり取りも。これからの時代の先取りを体験させてもらいました。
13（月）今年の夏の最初のモンゴル説明会が大阪のもり・けん事務所ふんふんで開催、ここにはモンゴル関係の資料がたくさん
水あたりを防ぐのが、高級スーパー、成城石井のオリジナル商品手巻き納豆も紹介しました。
また飛行機の機内誌にナーダムの写真がありました。世界最大のこどもの競馬です。
15（水）毎年恒例、友遊会の明るい遺影を撮る会と称して京都の原谷苑のお花見です。
京都地下鉄の北大路の6番出口には大谷大学正門、その前にタクシー乗り場があり朝8時半からタクシーに分乗して10分、金閣寺の上の衣笠山にあります。９じの開門と同時に人の少ないうちにゆっくり見ようという訳です。
今年は珍しく黄桜や遅咲きのみどり桜も花をつけていました。
たっぷり堪能したところでがんこ二条苑へ。ここは明治時代の山縣有朋の別邸でお庭も素敵なのです。
昼食のメニューはこれ
そして京都は今月は都をどりの季節です。
そこで流れ解散して、がんこの前の島津製作所の記念館へ。
でも水曜が休館日、残念！
高瀬川に沿って散歩。
近くの京都ホテルオークラへ。この２階にユーモア書家、南久美子さんの常設展示場があります。
そして雨の中、タクシーで祇園のうどん博物館の前で下車。
ここでは日本全国のうどんが食べられるのです。
そして四条の有名なくずきりのお店、鍵善へ。
最後の〆は、清水寺へいく五条坂にある名物おそばやさん、柴崎へ。
中にはいろんな美術品、柿右衛門の器など2階、３階が無料の展示場に
18（土）これも毎年恒例、今年で10回目の全国健康むら21ネットの大阪大会です。
今回はいつもの新潟大学の名誉教授 安保徹先生のお話で今回のテーマでは小食を通り越して、不食でなぜ癌が消えるかを進化の方からわかりやすく解説していただきました。
食べないことで体の中のいらないもの、つまりポリープ、癌などが兵糧攻めにあうようなものなのですね。午後からは水も何もとらない弁護士さん、秋山先生のお話。
そして最後は私の司会で講演者に槌田先生、森美智代さんも加わってシンポジウムです。
フロアにおられた、以前、この大会で健康体で徹底的に甲田先生のヴェジェタリアンを1年と1週間貫き、これは本物と実感して今でもこの食生活を続けている運動生理学の、もと大阪市大の羽間（はざま）教授にもその体験を詳しく語って頂きました。
そして73歳ですが、体力は40代でその記録は年に一度、今でも筑波大学で測定中だそうです。
また潰瘍性大腸炎から完治して、同じ病名の仲間をたくさん完治させている和歌山の西本真司先生にも、そのデータの一部を語っていただきました。
私がときどき小話をいれて笑いを誘い、あまり深刻にならない会にもっていくことが出来ました。実りのある10回大会でした。きっと甲田先生も会場で笑って聞いて下さったと思います。
20(日)大阪の江坂の大阪研修センターで、ホリスティック・アプローチと量子物理学、究極のセルフ・ヒ―リング「恒常性」というテーマの講演会がありました。
森美智代先生のとこで紹介されたNYのヒーラーで3回も死んで生き返った、おじいちゃんがユダヤ系ロシアのヒーラーだった小林健さんが主宰する会です。今回は腸内細菌の世界的権威 ベン野義己先生、テラヘルツ健康財団の新納清憲先生と自然療法医師の小林健先生です。
新納先生の量子物理学、クォークという超微粒子の世界が量子というもので雲散霧消する性質でいわゆる霊もこの集まりとか。それが解明されつつあるというお話です。あらためて量子ということを勉強してみようとご本も買いました。
20（月）午後から鹿児島へ。98歳の父や74歳になった兄が一見、兄弟みたいに3人そろって写真を撮りました。
常連の親せきも加わっていつものように私のアコーデオンで懐メロ・島唄をみんなで夜遅くまで歌いました。7年前に亡くなった母の遺影もそばに置いて、第七高等学校時代の帽子をかぶり寮歌「北辰斜め」を力強く歌う父は98にはみえません。立派にあのとき18歳のままの姿でした。
お土産に富山の春の訪れを告げるホタルイカを伊丹空港で買いました。鹿児島にきたらやっぱりキビナゴの刺身ですね。
21（火）朝の九州新幹線で福岡へ。地元のガン患者さんたちにお話してヴェジェタリアンのお店で一緒に昼食を頂いてから、高速バスで唐津へ。
24（金）朝まで診療、当直です。妊婦健診してたらママと同じことをしたいと一緒にベッドへ上がる子も
3人の未来からの使者に会いました。
23（木）この日は休診日、福岡の友人が訪ねてくれたので近くのお店で唐津名物を御馳走して、近くのブーゲンビルの森へ。
24（金）朝一番の飛行機で関空へ。そして外来診療、当直。
25（土）午後から兵庫県氷上市のJAたんば女性会での講演でした。
今年も5月16(土)〜18(月)行きの立山、温泉ツアーをやります。もう18年目です。
今回ははじめて東京から北陸新幹線で、また半分は昨年の体験で味をしめてのリピーターです。一月前に往復の特急指定券を押さえました。北陸新幹線が出来たのでこれまで富山までだった特急サンダーバードが金沢までとなり、ここから富山まで新幹線を使わざるを得ない様にダイヤ改正になりました。
4月初めの立山高原の雪の中をブルドーザーで道を掘り出している航空写真です。そして4月中旬にこうなって開通
今月、テレビで紹介されたものを皆さんにも最後にお見せしましょう。
14（火）朝、フジテレビでのニュース、すぐ携帯で写真を撮りました。このつぶやきの最初で紹介した65歳の妊婦です。
もうすでに13人の子がいて一番上は44歳とか。9歳の末の子が私のも弟か妹がほしいといったので、海外で体外授精したら四つ子で、なんと今、ちゃんと妊娠７ヶ月まで育ってるとか、ここまでくればなんとか早産になっても育つでしょうが、全員がうまく育つか？もしちゃんと生まれたら、ギネス級の話になりますね。
世界の絶景で、ボリビアの世界一、平らな大地ウユニ塩湖
大学に入った1965年、はじめてグループサウンズの歌を聞いたのが、「思い出の渚」でした。その中心だった加瀬邦彦（74）歳が自殺でこの世を去ったニュースが飛び込んできました。
毎週火曜の夕方5時前にテレビMBCのちちんぷいぷいという番組で、ときどき歌碑めぐりをやります。
大好きな｢北国の春｣、この作詞をしたのは長野県八ヶ岳の麓に生まれた、いではくさんです。
ちなみに作曲した遠藤実さんは歌詞を見たとたん、ちょっと待ってろといってピアノの前で5分余りで作ったとか。彼もまた新潟、歌った千昌夫も岩手というそれぞれの北国の春を思い出して歌ったのでしょうね。
ちなみにアジアを中心に、歌詞は違うけど十億人に歌われているのがこの日本のメロディーなんですね。
いわゆる円形脱毛症の原因のひとつにむかし、治療した虫歯の詰め物（ニッケル）による金属アレルギーということがわかってきました。
味覚異常の原因のひとつに食べ物の好き嫌いが関係していることがわかってきました。
５つの味覚で25点満点のうち23点を取った女性は、おばあちゃん子でいろんな食材を小さいときから食べ慣れていた7点という男性は、野菜は味がしないので嫌い。一時期、毎日１kgくらいのハンバーグを食べていたこともあったとか。
専門家は味を判別する力がない子は同じものばかりを食べる傾向にあう。苦みやうまみをあまり経験してない。またこんなデータもあります。
行ってみたい病院が紹介されました。患者でなくてもこのレストランは利用できるとか。
大津市役所では全国で初めて、男性職員に強制的に育児休暇を取らせるという動きを始めました。全国に広がるといいですね。
介護をする方はこれはぜひ知っておいてほしい情報です。せん妄などと診断され鎮静剤を
お年寄りに使ってる施設があるが、せん妄の原因に水分不足があるのです。のどが乾いてる感覚が鈍くなってるので自分では積極的に訴えません。だからこそ積極的にこちらから水分を補給しなければいけないのです。
脳科学者 茂木健一郎先生が、今でしょうで有名になった林修くんとキムタクをテストしました。その一つがこれ。皆さん、いかがですか？
その前に脳の特性を解説しました。記憶する海馬のそばには好き嫌いを感じる扁桃体があります。そして感情が大きく動いたときの体験は記憶の奥深くにしまいこまれます。
そして記憶は時系列で並んでいるから、整理する時も時系列に並べた方が思い出しやすいのです。
茂木先生が教えてくれた脳の特徴は、これ
そしてこれは関西大学の授業でも最初に詩の音読をやるようにしていますが、それは脳科学のこの情報によるものです。
（7374〜79）またこんなことも教えてくれました。
最後は実にすばらしい言葉で締めくくりました。
自分の苦手なことにあえて挑戦して負荷をかけると脳を鍛えることができるとか。
久しぶりにつぶやきの原稿を仕上げました。お待たせしました。ここまで読んでくれてありがとう。