３月も下旬にはいると昼間の気温も各地で20℃、4月の下旬並みというお天気だそうで22日には東京、静岡、熊本と桜の開花宣言が発表されました 。
梅は咲いたか、桜はまだかいなと昔からいわれたように、これで春本番の到来と、なんだか日本人の心をウキウキさせてくれるのが桜、あんな裸木に花が咲くのかなと思えるような木々の枝から一気に花開くのはただ、ただ見事ですね。その桜を一足早く見ることができました。

3月7日に徳島県鴨島（吉野川市）というところに講演にいきました。
ぽかぽか陽気に誘われて1本だけ咲いていたのです。なんか嬉しくなりました。
梅もいい、チューリップもいい、でもやっぱり桜だねという気になりますね。今月末には年に1度の高校卒業同期会、夜桜見物ができ九州から京都にきてくれた諸君もとても喜んでくれました。

これを書いてるのが4月1日、京都の桜もどこも一斉に咲き始めました。
鴨川のほとりは紅梅、そして紅枝垂れを一緒にみることができました。さて今月のつぶやきは

3月1日（土）午前中は兵庫県加古川の看護学校同窓会での記念講演、午後は姫路医師会主催の講演と昼間にふたつもやって神戸に戻りました。
毎年、恒例のネコの会が3月最初の日曜に開催、今年で25回目です。岡山大学小児歯科の岡崎好秀先生が主催して全国から歯科関係者だけでなく、保健師、栄養士、ナース、ドクターなど多彩な方々が集まっての情報交換の場です。
そして記念講演がとんでもない方々を探してくるのです。昨年は《胎内記憶》の池川明先生という産婦人科医師、今回はNHKテレビの人気番組《ためしてガッテン》のディレクター　北折一さんです。前夜祭から参加してくれました。
ご自分のお名前の紹介ですが、「敗北の北、挫折の折、マイナスの一と書いて　北折一です」とされたのには参りました。

ほかにも禁煙運動のパイオニア　高橋裕子先生、先日ドパイの国際禁煙学会で発表された鹿児島の市来（いちき）英雄先生、毎週母親学級をナント1100回も続けておられる小児歯科の先生、奄美大島から来た保健師さん、大分大学教育学部の住田実教授などいろんな分野の方々が夜中までおしゃべりして、おおいに盛り上がりました。

あくる日は神戸の労働センター、ここは小泉八雲の由来のあるところ、初めて知りました。

2（日）ネコの会の名前の由来はCAT, カリエス・アクティベーション・テストの略です。
愛知県豊田市の保健師さんは中日新聞（1月27日付け）に掲載されたデイサービスと助産院の赤ちゃんの交流です。
認知症のいちばんの薬、それは赤ちゃんです。
香川県高松市に2年前にできたぼっこ助産院のこの試みは各地で少しずつ広がってきてるんですね。

口から食べるから元気になる、そのトレーニングの簡単なゲームを各グループでこうして作りました。
それから子供の背後には喫煙者の両親がいるというデータを示してくれた小児科の先生もおられました。

それからお子さんは耳が聞こえないことから親子で手話をマスターして、今ではサインダンスと言って「翼をください」・「世界でひとつだけの花」を手話を交えたダンスを披露してくれた保健師さんもいました。

3（月）3ヶ月に1度の太閤園での童謡・唱歌の会です。

会場には雛飾り・桜そして会場には常連さんで95歳、90歳の方々、みな歌が大好きです。

４（火）愛知県立大学大学院を今年、オタンコナースの長女が卒業するので13年ぶりの離散家族のツアーを計画しました。 息子と親二人は大阪から、次女は東京から名古屋駅に集まりました。
米原の北の伊吹山はごらんのとおり、雪をかぶっていました。

名古屋では名物ひつまぶしで有名な蓬莱軒の本店（伝馬町）ひつまぶしとはうな丼ですが、3回にわけておいしく食べる方法です。
まずそのまま食べる、それからねぎとわさびで食べる、最後はうなぎ茶漬けと言う方法です。おひつにウナギがまぶしているからひつまぶしという名前がつけられました。
パッと見るとひまつぶしに見えます。

ここは有名な熱田神宮のそばで食事の後は腹ごなしに神宮の森を歩きましたら、神様のお使い、色艶のいい名古屋コーチンが我が物顔に徘徊し、梅が満開でした。

ここの名鉄神宮前から電車に乗り45分で河和（こうわ）終点で下車、すぐに無料バスで船着場まで3分。

ここからジェット船で20分で日間賀（ひまか）島で10月から3月までフグで有名です。下関など関西は11月がフグの解禁ですが、こちらは1ヶ月早く、ここから実はかなり下関にもっていってるのです。

蛸も名物でタコせんべいがお茶うけにでました。

夕食のフグ、見事でしょ、フグの白子、それに多幸の島とも書いてタコがまたおいしい、どれもこれも絶品でした。

翌朝はとおりいっぺんの朝ごはんではありません。タコしゃぶ、そしてアナゴの味りん干しを焼き、あぶらののった片口イワシを焼き朝からフルコース、テーブルには名前がこのとおり、思い出いっぱいくれた日間賀島ツアーでした。

7（金）徳島で講演、昨夜は当直、ふたり取り上げて眠たいまま徳島行きのバスに乗りました。
吉野川の手前でおりて迎えに来た車で鴨島での講演。始まる前に私の話を以前聞いて、西洋医学の抗がん剤治療を拒んで玄米・菜食で子宮体ガンから生還して6年と言う方がおられるということであわせてもらい、講演会で紹介しました。
こんな方がいるととても嬉しくなります。

各地で私が健康講演をしてますが、それを聞いて納得して生活変えたらよくなったというのですからすごいですね。帰りは明石大橋からの夕日がきれいでした。

８（土）兵庫県西宮市のフレンテホールで友人の入江重幸さん主催のJハープ発表会です。4年ぶりということで久しぶりにJハープの音色に浸ってきました。

Jハープといっても聞いたことがないでしょう。大正琴は知ってますね。これがしばしば捨てられてるのを見た入江さんが心を痛め、もともと九大のマンドリンクラブ出身でしたからこれをマンドリンのようにしたら新しく生まれ変わるのではということで改良して右手ではマンドリンのようにトレモロ奏法をやり、左手ではドレミファのバーを押さえるというジャパニーズハープというものに作り変えました。
そして家族演奏会から近くの今津中学校の障害児学級にとりいれたのが始まりで、それから10数年、兵庫県の4つの中学校でとりいれているということです。

今回のプログラムでみんなで演奏、アンコールはコンドルは飛んでいく、これはすばらしいですよ、HPをごらんください。
http://mypage.odn.ne.jp/www/i/m/imadu_mjbo/files/j_harp.html

ちなみに入江さんがある会で演奏をされた後の飲み会でお話していたら九大のマンドリンクラブの後輩ということがわかったのです。現在は大分で化学物質の分析をする会社の所長として単身赴任でお仕事をしているかたわら、大分や西宮でJハープの指導に家族で走り回っていると言うユニークな方です。高齢社会で楽器をはじめるにはお勧めですよ。

9（日）朝の飛行機で富士山を見ながら東京へ。

今日はサトルエネルギー学会での講演です。
サトルとは英語でかすかなと言う意味ですが、かけ言葉で心で悟るエネルギー、たとえば赤ちゃんの笑顔を見ると元気になりますね。でも何がどうなったというエビデンス（証拠）を数字で示すことはできませんよね。でもあることは悟ることができます。
そういう目には見えない、でも働きはある「気」を研究するというあやしげ？な学会で会長は帯津三敬病院の帯津良一先生、ウインドホーンを紹介する日本代表の寺山心一翁先生（末期の腎臓ガンから治ったという患者でもあるのでウエラーザンウエル学会でも親しい先生）、気の科学で有名な志賀一雅先生、鈴木和子先生などそうそうたる方々が講演されました。

　　
寺山先生と　　　　　　　　　　　　　　　 志賀一雅先生　　　　　　　鈴木和子先生

講演の合間にクリスタルボウルの演奏もありました。

私は仕事柄、赤ちゃんのまわりに及ぼす影響、たとえば認知症の方々に赤ちゃんは一番の薬なんですね。
今月のつぶやきの2日のネコの会の中にも、24日のぼっこ助産院でも紹介したようにこれが私の理解しているサトルエネルギーという話をしました。
笑いや笑顔の効用もきっと同じですね。

14（金）笑い学会の会員で昨年モンゴルにご一緒した中井宏次さんの講演を聞きにいきました。
もと落研というだけになかなかのものでした。もと薬のメーカーの営業をやっていたので芸名は薬家きく臓というのですからうまいですね。

芸名などペンネームなどをもっているともう一人の自分をやれるというので人生がゆたかになる、まさにそうですね。共感しました。

15（土）生きがい療法の伊丹仁朗先生から腫瘍内科医の今村貴樹先生の講演が事務所の近くのNPO大阪センターで開催されました。
よく聞かれるタキソールという抗がん剤を使うとき、医師は「お酒は強いですか」と必ず聞くことが常識だと教えてくれました。というのはアルコール分でいえばビール1本分がはいっているから飲めない人がこれを服用するとひどい副作用におそわれるからです。
いくら新しい抗がん剤が輸入されても正しく使える腫瘍内科医が増えない限り、十分な効果は得られないという現状を聞きました。
そして抗がん剤治療はどれもいずれは耐性ができ効かなくなる、それで終わりになる、だから抗がん剤では治らないというのがホンネという印象でした。

そしてこの本がおすすめということで教えてくれたのが女子栄養大学出版部から出ている《抗がん剤・放射線治療と食事の工夫》でした。

17（月）長女の卒業式です。
愛知県春日井市にある愛知県立看護大学の卒業式はみな、和装なんですね。
初めての体験でした。午後から大阪で講演でした。

19（水）東京の墨田区の介護施設主催での講演、その前に時間があったので有楽町で前から見たかった映画《明日への遺言》を見に行きました。
てなもんや三度笠しか知らなかった藤田まことさんのすばらしい演技でした。
彼が演じたのは岡田資（たすく）もと東海軍司令官でB級戦犯として処刑されました。その裁判の様子を映画にしたものです。
名古屋大空襲のあと、東京裁判と同じようなものがB,C級戦犯の裁判があったことはあまりに知られていませんね。もっとこんな史実を知っておくべきだと思いました。

多くの有名人が感想を述べ、そのそばに一般の感想が書かれていました。

20（祭・木）大東市で講演した後、岡山市のコンベンションホールに飛んでいきました。以前から追っかけをしている山崎陽子の朗読ミュージカルの世界です。
今回も森田克子さんの出演で《ひとりも愉し》、80歳のコト子さんの独立宣言のお話です。
テーマソングは戦後すぐにできた名曲《森の水車》です。コトコトコットン、コトコトコットン、ファミレドシドレミファ♪　と書くとおわかりですね。

それから《杜子春》、これは日向薫さんの朗読で、これもすばらしかった。まるで格調高いラジオドラマを聞いてる様でした。

4月25日には東京の三越劇場、5月10日には高槻の現代劇場、6月14日は京都、10月末は東京、11月29（土曜）は名古屋の中電ホールで開催予定です。詳細は私のHPつぶやきのお知らせをどうぞ。
お知らせのコーナー→

21（金）昼間は京都のキョーリン研究所の山田豊文所長の《人はなぜ病気になり、どうして治るのか》という話を現代栄養学の立場からお話されました。
数多くのプロ野球選手やスポーツ、芸能界の方々をファースティング（断食）と瞑想で改善させた実績をもっています。私のHPお勧めの本にも紹介してます。
おすすめの本のコーナー→

　私の父がモデルになった映画（北辰斜めにさすところ）が神戸でも上映されました。そして、神戸新聞にこのように紹介されました。
クリックすると拡大してご覧いただけます→

22（土）大阪城で毎朝、詩語りを10年以上続けている詩人、里みちこさん（この3月のつぶやきで3月5日にNHKテレビに出演）から魚沼にも負けない、おいしいお米（天皇家で晩餐会ご用命のお米）の袋に得意の詩を書いたからそのお米を送ってくれました。

彼女は1年前に1年間、島根県奥出雲の三沢小学校で58歳なのに小学４年生に編入して毎月1週間、そこで生徒たちと一緒に学校生活を続けました。 小柄ですからランドセルがまだお似合いなんです。
地元のPTAでも人気者になり、夜はサロンを作ってお話したりという体験をしてました。私もその間に、命の授業をさせてもらいました。
写真のようにここにはすばらしい棚田の風景、日本の四季がはっきり感じられるところです。

いね、いね、いいねと韻を踏んで、米という字を８つ散りばめて実に芸が細かいし、素敵な詩ですね。

22（土）から24（月）まで岡山市で産科当直でふたり生まれました。
口を大きくあけてなく赤ちゃん、お風呂に入れてもらって真っ赤になった赤ちゃん、万歳してる赤ちゃん、お目目パッチリのこんな子も。生まれてきたときに、もうこんなに個性があるんですね。

24(月)当直明けで岡山からJRで1時間ちょっと、香川県高松から徳島へ向かう高徳線の屋島の駅へ。
ここに友人の山本文子助産師(64歳)が迎えにきてくれました。ちょうど2年前にこの屋島のふもとにできたぼっこ助産院を立ち上げた方です。

今日ははポカポカ陽気で助産院の前には菜の花、いい天気です。

今日はお昼間はデイサービスの日で10数名のおばあちゃん、おじいちゃんたちが今日はお絵かきです。

お部屋の中を紹介しましょう。万葉集に山上憶良の有名な詩がありますね。

壁には顔の筋肉をほぐす 顔じゃんけんの図、そして病気で手が使えなくて口でパソコンを使ってこんなものをかいてくれた方の作品もありました。

最近は助産師診断といって超音波機器を使って妊婦健診も行われていました。

お昼は自慢の和食、味噌汁のダシはこの近くの島で上がった煮干、○○は九州のどこからと山本さんは全国各地を性教育で回ってるのでそこの名産を送ってもらえるのです。

そしてその20年の功績を認められてこうして表彰されました。
クリックすると拡大してご覧いただけます。

そんな10代を相手に話をするから自分も自ら髪を赤く染めてがんばっています。
その相棒の真鍋由紀子さん（66歳）も大きな病院の総婦長を定年でやめ、もっと人間的なお産のできる助産院を作りたい、山本さんは3世代、4世代が一堂に会する場所がほしいという思いがこんな形になりました。 助産院とデイサービスを一緒にした日本で最初の試みでした。
私たちにはこんな夢があります。その夢を買ってくださいと地域の方々に訴えたのです。一口100万円、ナント1億7千万円が集まりこんな施設ができたのです。

お絵かきを見学した後、近くの讃岐うどんのお店に連れて行ってもらいました。駐車場には多摩や横浜といったところからも食べにきている人気の店がたくさんあります。
こんな行列は当たり前、トッピングもたくさんあってここの名物はゲソのテンプラ、そして屋外で食べることができるのがここの特徴で、若い子のおなかを満たしてくれるのが大都市のファーストフードでなくうどんというのがとてもいいですね。

午後からは赤ちゃんとお年寄りのふれあいタイムです。山本さんに抱かれた赤ちゃんを見るおばあちゃんの嬉しそうな顔、こんなエンゼルスマイルを見ると誰だって笑顔になりますね。
認知症の一番の薬、それは赤ちゃんなんですね。

夕方、ここを失礼してJR高松駅前にある背の高いホテルに投宿、フロントにはもう５分咲きの桜が咲き部屋からは小豆島や児島に行くフェリーが良く見えるところです。

駅前にはこんなノッポビルもでき、この2年ほどで高松の玄関口は再開発ですっかりきれいになりました。

25（火）今朝の読売新聞の顔の欄に「笑い測定器を開発した木村洋二関西大学教授」が紹介されていました。
クリックすると拡大してご覧いただけます。

午前中は電気記念日の講演会に招かれ230名のうち、4人に一人が80歳、傘寿を祝う方々ですからこんなところにも高齢社会がでていますね。

午後はJRで2時間余りで松山の先のJR伊予駅で降りて松前（まさき）町での講演会です。
メンバーのひとりが以前からの友人でレストラン《もにこど２》をやっています。

ベジェタリアンレストランですが、とてもおいしくお昼は常連さんでいっぱい、松前町や海が見える高台にあり、入り口にはつばきとお雛様、トイレにはこんなカレンダー

まわりは菜の花がいっぱいでオーナーの二人の笑顔がいいでしょう。こんなすばらしい人のまわりにはそれがわかる方々が集まります。これが最近話題の引き寄せの法則ですね。もにこどはドコニモ無いという言葉を逆にしただけで2番目のお店ということで、もにこど２（��089−982-7640）になりました。

26(水)翌日はJR新居浜『笑いサミット』での基調講演です。

始まる前に3日前にテレビで紹介されて有名になった変わった形の大根、ネーミングは《ごめんなさい大根》です。 市役所に飾ってありました。

今回のシンポジウム仕掛け人は地元の精神科医の枝廣先生（笑い学会四国支部長）はもと愛媛大学で落研出身ですから衣装もこのとおりです。
講演でもこんな笑顔いっぱいの写真を見せて笑いを誘っていました。

そして今回のシンポジストは大分大学の安部剛教授、大阪大学大学院の大平哲也准教授、そして佐々木毅市長、司会は枝廣先生というわけで市長以外はみな、日本笑い学会のメンバーですから終始、笑いっぱなしでした。
500人の会場の方々は寄席にいったような笑顔で皆さんが帰られました。
私のたくさんの本やCDがほとんど売れたということはみなさん、共感していただいたということ、新居浜のみなさん、ほんとにありがとうございました。終わって土曜以来、5日ぶりに大阪へ帰りました。

27（木）友人のハーモニカ奏者　もり・けんさんと小型のハープ、スペイン語でアルパ奏者の　内海淳子さんが高野山の無量光院でコンサートをするということで久しぶりに高野山を訪づれました。

朝10時の全車指定の南海高野号で1時間半、ケーブルカーで標高840mの高野山口駅に着き、そこから林間バスで5分、高野警察前で降りてすぐのところです。
ここは弘法大師が1200年も前にここに金剛峯寺を作られ、いまでは140余りのお寺やたくさんの宿坊、そして常時、4000人の人口がある　　ちょっとした町で、高野山警察、高野山病院などもあります。

ケーブルを降りると いい見晴らしです。無量光院の入り口のお花、ここも桜ですね。
そして3月らしいお雛様が飾ってありました。

お昼はこんなすばらしい精進料理、外のお庭もきれいでした。

お昼をいただいた後、1時間半、ハーモニカとアルパのコラボレーション・ライブ、とてもすばらしいひと時でした。

そして夜はいつものように大阪市内で当直。妊娠33週の破水の妊婦が受診して、未熟児出産の恐れがあり夜中の2時に 救急車で母体搬送で近大病院へ。
そのあと下痢の妊婦さんが3時に来て5時にひとりお産と忙しい夜でした。やっと3時間近く寝ました。　　　

28日(金)の午前中は大阪市内で介護士、保育士の方々に講演。
終わった後に、友人の寺田のり子先生が今年正月、鞍馬山で不思議な体験をしたあとこれまでとは全く違った形の癒しの絵ができたということでその展示場にうかがいました。
ごらんください。

ご主人の天使河原紫翠先生も鞍馬山で同じく不思議な啓示を受けてこれまた絵が変わったということでした。

29(土)今日は年に一度の京都・祇園での高校卒業、今年で43年、定年を迎え還暦を過ぎちょっと時間ができて学校のあった故郷、鹿児島から福岡からも同期生が駆けつけ15人が旧交をあたためました。 年度末でどうしても来れない、奥さんが、身内が亡くなりちょっとなどいろんな欠席理由の方が20名もいました。折しも今年は祇園で夜桜が見ることができる、最高の夜でした。

せっかくですからちょっと京都の観光案内しましょうか。京阪四条駅を下りるとそこは鴨川の四条大橋、その角が歌舞伎の南座です。

この橋の河原町寄りにあるのが有名な先斗町、読めますか？

これが『ぽんとちょう』ですよ。

その近くにあるのが有名な高瀬川、そのほとりが木屋町でここの桜もきれいでした。
そこかしこに４月いっぱい見られる祇園の春を彩る｢都をどり｣のポスターも。

今年は源氏物語千年紀にちなんだいろんなイベントが行われます。四条大橋を渡り八坂参道を東へ、一筋目の縄手通りをいくと祇園白川です。

ここの石畳の夜桜見物、これが人どおりが多くて大変、でも日曜の朝はご覧のとおり。

毎年の同期会の会場はここの料亭『白梅』、若おかみもよく京都特集のガイドブックに載ってますよ。
ちなみにこんな「お料理」です。

30(日)　午前中は九州から来てくれた同期生と京都市内の散策するとことにしました。京阪四条の南座の角に集まりました。角には有名な」出雲の阿国の銅像です。
歌舞伎の祖といわれ当時の都人をアッといわせた前衛的の踊りを北野天満宮の常打ち小屋でやってたと説明にありました。

四条を東へ八坂参道を行くと突き当りが八坂神社、ここをぬけると円山公園、しだれ桜で有名。

ここには維新の志士、坂本龍馬と中岡慎太郎、ふたりの銅像があり名前を書いたのが吉田茂もと首相でした。

さらにいくとＮＨＫテレビで大みそかの徐夜の鐘で有名な知恩院の鐘つき堂、ここの山門も有名ですね。

そこから北へ上ると平安神宮の朱塗りの大鳥居が見え、琵琶湖から水を引いた琵琶湖疏水を最近ではこんな十石船が客を乗せて川から桜見物ができます。

ここの琵琶湖疏水は京都の2代目市長（明治38年）西郷菊次郎、と言えば西郷隆盛南州翁が奄美大島に流されて愛加奈との間に二人の子供ができました。その一人がこの菊次郎です。彼が琵琶湖疏水を計画し、6代目の大野成郁京都市長の時に完成させました。
ちなみにここあたりの話は「菊次郎と台湾」（南日本新聞開発センター刊）に掲載されています。京都と薩摩は浅からぬ因縁が昔からあったのですね。

天気予報のとおり雨が降り出し、散策はここまでとしてタクシーで五条大橋東詰めから清水寺の方へ向う途中に五条坂があります。ここを上がって50ｍくらいの左にそば処『柴崎』(��075-525-3600　11−19時　火曜・水曜休み)、ここで お昼にしました。
そばもいいけどここは3階まである美術館、写真は柿右衛門の陶磁器、ほかに年代物の調度品(根来漆器、蒔絵、印籠)などすごいですよ。

一杯また飲みながら昨夜の話の続きです。これからどうする？　友あり、遠方よりきたる。また楽しからずや　を実感した二日間でした。　　　　

31(月)　今日は午後から岡山のいつも当直にいく産婦人科クリニックが定期的に開く、地域の方々のための講演会で今日は　10年前まで米国の世界銀行で人事カウンセラーをしていた中野裕弓（ひろみ）さんのトークライブ講演会です。

友人が岡山駅まで迎えに来てくれてお昼は讃岐うどんのお店です。うどんも弘法大師が中国から日本に伝えてきたとか。美味しかった！

　それから彼女のお話、1時間半講演したあと、第2部はみんなからの悩み相談、これが何がでてくるかわからない、実にユニークなやりとりでみな、笑いながら納得という終始、楽しいひとときでした。
夕食も裕弓さんやスタッフと一緒でこれまたプライムタイム、9時過ぎの新幹線で大阪へ。明日からはいよいよ4月ですね。　　　　

4月5(土)からは全国で今年のアカデミー賞にノミネートされた映画『ＭＯＮＧＯＬモンゴル』がロードショーです。
今年8月のお盆過ぎの16〜24日、8回目のモンゴルツアーにハーモニカ奏者もり・けんさんと出かけます。今回は熱気球で草原の上をいく旅、詳細はお知らせをどうぞ。いかがですか！
お知らせのコーナー→

本屋さんで桜特集の雑誌を見つけました。その中にソメイヨシノに続く次世代の桜として。横浜の白井勲さんが、兼六園熊谷と台湾緋桜を交配させ「横浜緋桜」という新しい品種を作りました。

ごらんください。

横浜の港北区岸根公園、南区六つ川の子供植物園や青葉区、奈良町の子どもの国、南区の清水ヶ丘公園、中九和田山の本牧山頂公園で見ることができるということです。
近くに行かれたらぜひ行ってみてください。