2012年 7月25日
『6月のつぶやき』
またつぶやき更新の季節になりました。今日は7月8日曜、昨日から九州の唐津で当直。
お産も終わり一段落して持ってきた資料で6月を振り返ってます。
痛恨の思いは29日に群馬県高崎市で脳外科を開業していた、『医者もできる落語家・中島英雄先生』が急逝されたことです。昨年7月、関西大学堺キャンパスで、一席『長短』という落語を披露してくれましたが、上手な素人とはまったく違う、プロとはこんなものというのを見事に演じてくれました。
67歳、笑うと脳はどんな反応をするかまだまだ、中島先生しかできない仕事があったのに、と思うと残念でなりません。何度か一緒に飲みました。座談の名手でした。一緒にいて楽しい、こんな人になりたいと思う、お手本でした。
心よりお冥福をお祈りいたします。
24日には笑い学会の16番目の支部が長野県佐久大学に誕生し、その記念講演をしました。
翌日の朝のテレビのニュースにでていたのはびっくり、よほどニュースのネタが無いのかと思いました。
また玉露の里、福岡県八女市の星野村でホタルの乱舞を見ました。数万のホタルがいっせいに光り、同時に消えるのです。これほどの光景は初めてでした。
そして本業、産科医としての業務は唐津で6泊7日、岡山で２泊、大阪の泉州で3泊して12人の赤ちゃんの誕生につきました。
２（土）昨夜は泉州で当直して、朝早く新大阪から福岡、そして高速バスで佐賀県唐津へ。博多駅には6月から宮崎のマンゴースィーツがでています。
また博多明太子は皆さん、ご存知でしょうが、私がひいきにしているのはワイン仕込みのあき乃家のワインめんたいです。これまでは地下鉄唐人町の4番出口をでた、あき乃家さん（TEL：092−724−5854）まで買いにいっていたのですが、九州新幹線が開業し新幹線改札口の前のDEITOSという土産売り場に出店しました。
いろんなめんたいの店が手前にありますが、一番奥にあり、いわし明太、いか明太、そして最近はパスタに使えるパスタソース、パンに塗るチーズクリームも出て売れに売れてます。
またその中の本屋さんで、団塊の世代をターゲットに隔月間のヒット雑誌『孫の力』
が出てました。いいところに目をつけたなと思いました。毎月5万部とか。
1時間半くらいで唐津の大手口でおりると、先月取材を受けた女性だけの体操教室、カーブスが唐津にもあったんですね。バスセンターの２階にありました。
またお取り寄せナンバーワン、ざる豆腐で有名なのがこの唐津の町中にあるこの店ですね。
また呼子（よぶこ）のイカが食べられるお店、海舟もあります
土曜の午後から外来をして、夜は近くのビジネスホテルに泊まり、テレビを見てたら97歳の現役女性カメラマン、笹本恒子さんが紹介されていました。
５（火）今日は撮影です。テレビではありません。MRIです。定期的に前立腺検査を受けていますが、MRI検査を指示されました。初めてです。
20分ほど装置の中にはいってじっとしていなければなりません。閉所恐怖症の人はこの検査はだめですね。
6（水）朝の飛行機でわずか40分、伊丹から出雲空港へ。
今日は高野山の中国・四国地区のお寺の奥様方への講演です。寺族というんですね。以前、高野山でお話したときお会いした学術担当の方がこちらでも先にお話になりました。
その方はもともと大阪出身で1994年に日本笑い学会ができたときに、すぐ入会して会員になってくださったとかで高野山のお坊さんに笑い学会の会員がおられたなんて、びっくり。
空港からは迎えに来てもらった車で松江近くの会場のホテルへ。６階からみる宍道湖はきれいでした。
奥様方とはべつにそうそうたるお寺の住職さんたちもずらっと聞いてる中で90分、胎内記憶から笑って死を考えるという話をしました。講演すんですぐ特急に乗って岡山へ。
６（水）〜８（金）朝まで岡山で当直。お昼は滋賀県長浜で高齢者大学の最初の講座を終えて、すぐ米原から新大阪、そして伊丹から福岡空港へ飛びました。
3月の歯科関係の恒例の研究会、ネコの会の2次会で福岡から参加したメンバーが、福岡のお茶どころ、八女（やめ）の先の玉露の里、星野村の話をして6月にきたらホタルが見られるよということで、そこにいたメンバーが行こう、行こうという話しになりました。
名古屋の歯科医ご夫婦はセントレアから福岡空港へ飛んで、先に星野村へ。もうひとりの泉州からおいでになった先生は、泉大津からフェリーで瀬戸内海、そして門司から愛車、ハーレーダヴィッドソンのオートバイで星野村へ。皆さん、それぞれ現地集合して先に食事も終わっていました。
私は新幹線で久留米の先の筑後船小屋に19：45に着いて、そこから迎えにきてもらった車で星野村へ直行、8：30にみなさんと一緒にすぐホタルツアー。
これまで見たことのない、文字通り、ホタルの乱舞という言葉を実感しました。地元の方々も驚くくらい、例年にないくらいの数だったとか。それくらい星野川がきれいということですね。
星野村という名前の通り、星の観測には一番の場所で、まずプラネタリウムを見て、さらに日本で4番目に大きい望遠鏡を見せてもらいました。曇っていて実際の星の観測はこの夜はできませんでしたが、2泊した方々は土曜の夜にきれいに土星のリングや木星の縞模様が見えたそうです。
そして夜中の3時半過ぎまでいろんなお話をしました。
９（土）星野村の池の山荘は標高350mくらいの高台にあり、温度差が玉露には大切だとか。そんな高台にあるレストランで我々だけの貸切での朝食、各地の名産を食卓に並べました。
唐津の川島豆腐店から送ったざる豆腐、大阪泉州の水なす、博多のワイン仕込みいわし明太や奈良漬けなどそれぞれがふるさと自慢の一品持ち寄りで食卓がもっとゆたかになりました。
季節はつつじが満開です。
ここ、財団法人星野村は、20年ほど前、故竹下首相が全国の市町村に1億円、ばらまいたとき、ここではこの村を勝手な開発ができないように財団法人化して自然を保護し温泉を掘り当て、日本の中の秘境ブータンみたいにしました。福岡、久留米からは必ずしもアクセスがいいわけではありませんが、だからこそ秘境たりうるのかもしれません。
午前中は星の源太窯で陶芸の真似事を皆さんは体験。
このあたりは藤の花をはじめきれいなお花がいっぱい
私は当直のため久留米から博多、そして高速バスで唐津へ。いつものように地元の西日本新聞を買って広げたら、飛び込んできたのがこの記事
日本のスーパー105歳、昇地三郎先生の黒田節を踊る姿の写真です。
この7月から6回目の世界講演旅行にでかけ、ひと月後の8月16日に106歳を迎える計画とか。
今は2016年の横浜で開催される国際老年学会で基調講演をするための準備でワクワクとか。110歳の講演、聞きたいですね。
10(日) 朝のNHK福岡でお弁当の日に共感して頑張ってる助産師、内田美智子さんがテレビに出演してました。
母親学級で母性のスイッチが入るのはいつ？とプレママたちに問いかけます。出産した感想文をパワーポイントで見せて語ります
生まれるの反対は？ 誰でも死だと答えます。でも生まれるの反対は生まれないことだとおもう。生まれたものだけに生も死もある。生まれないものには死もないんだ。生まれたくても生めない、そんないのちがたくさんあることを知ってほしいと産科の現場から訴え続けています。同じ産科医として共感すること大です。
またこんな最近のトピックスもやってました。結婚式のケーキ、ひとつひとつ特別な形で作ってるお店です。
また式で着たドレスの思い出を形に残すのはいかがでしょうとこんなものもでも結婚するのはやさしいが、夫婦であり続けるのはむつかしいという言葉があるように、70数万組結婚し、3組に一組が夫婦別れの時代です。そんなとき、この思い出の品をどうするんでしょうね。いろいろ考えさせられます。
先月も紹介しましたが、5月末から6月初めは麦秋、小麦の取り入れの季節です。有名な吉野ヶ里遺跡では子どもたちが古代人になって石の鎌で小麦の刈り取りというニュースがでていました。
11（月）朝、当直あけで星野村ツアーに参加したふたりが前日、唐津に来て今朝からは合流して呼子の港にイカを食べに行こうという話です。
福岡にいた20代の頃、呼子、七ツ釜、名護屋城などは聞いたことはありましたが、唐津から西には一度も行く機会がありませんでした。いつも唐津まで当直に来てるのに一度、呼子に行こうと星野ツアーに余計に1日、組みました。
福岡在住の友人のカップルにアッシー君を頼み、朝、唐津まで来てもらいました。
御宿海舟というホテルの前に、こんな銅像がありました。
明治の初め、19歳の奥村五百子女史が父の代わりとして男装して長州藩の勤皇の志士と一緒になって統幕に加わり、明治の終わりの頃には愛国婦人会を結成という傑物がこんな唐津の地にいたんですね。でもこんな碑があっても地元の若い人はまったく、関心がない。これが今の日本です。
こんな先人の強い思いがあって今につながるという歴史にまるで関心がない、教育のなかに現代史を聞いた人がまったくいないというのも現代日本の悲劇だとおもいます。
唐津からわずかに20ｋｍあまりで呼子の港、さっそく一夜干しのイカを焼くいいにおい。たまりませんね。
これを買って、早速イカ丸という七ツ釜に行く9時半発の遊覧船に。久しぶりの潮風がほほに心地よく吹いてきます。
そして30分足らずで玄武岩の柱状節理といわれる溶岩が冷えて固まってできたお釜を七つ並べたように見える七ツ釜へ。
1時間あまり堪能して港へ帰るとこれが呼子の有名な光景。
さらに西へ行くと鷹島、ここにモンゴル村というのがあって温泉があるということで訪ねてみることに。
ここにこんなものを作ったわけは800年ほど前の元寇の襲来はこの場所だったんですね。
そして昨年、海のそこから当時、海底に沈んだ多くの船が発見され話題となりました。それがこの記事と写真です。
モンゴル村は、こちらが本家本元を知ってるだけにたいしたことはありませんでした。呼子に引き返し、お昼はイカ尽くしです。イカ刺しは、げそが動くくらいいきがいいのです。最後はてんぷらにして丸ごといただきました。
帰りはちょっと雨模様になったので唐津の虹ノ松原は次回ということで高速道路をとばして博多駅へ。駅で宮崎のマンゴースィーツと、またワイン仕込の明太を買って新幹線へ。
12（火）朝6時半から大阪府八尾市山本の倫理法人会で古代米を作っている田中伸侍さんのお話を聞きました。千島学説をみなさんにお話されました。
そしてこれが何かおわかりか？と聞かれ、だれも答えられなったもの。
なんとジャガイモの原種でした。
私も7月31火曜の朝にここでブータンと八尾、つまり八尾高校から大阪市大にはいりネパール探検隊の一員だったことからブータンで農業指導28年、59歳で客死されたダショーニシオカこと、西岡京二さんのお話をする予定です。
13（水）夜はいつものように童謡・唱歌の会、大阪の日本橋の喫茶店ワナカでもう17年。
14（木）朝7時半から梅田朝飯会、今朝はイラン女性、ダリアアナビンさんという日本語の達者な方のイランのお話です。
イランの話ははじめてでした。ペルシャ人はインド・アーリア人と同じでアラブ人とは別だそうです。パワーポイントを使い、目からうろこの話ばかり。たくさんありすぎて12月13木曜にもう一度ということになりました。
17（日）福岡のホテルオークラで『あなたの生まれた日』の出版記念講演会に出席しました。お弁当男子や婚活でなく、婚学を九大ではじめていちやく、マスコミでとりあげられた佐藤剛史先生と前述の内田美智子先生のお話でした。
弁当の日の応援団の方々の本もたくさんありました。
この方が漫画家の魚戸おさむさんです。あとの懇親会には3月のネコの会の岡崎先生をはじめ、あいうべ体操の今井一彰先生、佐伯市の消防士、南島原の先生、高取保育園の西福江園長、そこに通っていていま小学4年生になったはなちゃんとそのお父さんなどまるで、同窓会でした。
18（月）３ヶ月に一度、大阪の太閤園でやってる童謡の会、ほっこりワールドでアコ伴奏をやってすぐその足で新幹線で名古屋から松本へ。夜８時前に浅間温泉へ着きました。
お宿はここの老舗『玉の湯』でなかには信州らしい「つけもの喫茶」なんてもんも。
今回の旅行は、信州出身で大阪在住の歌手、小林陽子さんが主催する紫陽花の会の会員旅行で夕食後は皆で、小林さんの歌を聞きました。
19（火）台風接近のため朝から雨模様、松本市内の時計博物館へ。
途中に小林さんの育った六九町がありその由来がこれです。江戸時代にはここらに厩（うまや）があってそこに54頭の馬がいたので、６x９でここを六九町というとか。
ここの博物館の特徴は動態展示といってただ飾ってあるわけではありません。
どの時計も動いているのです。ですから定時になるとカッコウ時計はカッコウ、カッコウと鳴るし鳩時計はポッポ、ポッポといっせいに鳴り出すのです。もと時計屋さんだった方が館長で、すべての時計を今でもこうやってうごかしているんだとか。
そこに江戸時代の時計もあり館長さんが12時、昔の午の刻、それより前を午前、後を午後という由来などいろいろ説明してくれました。
またここにはＳＰ盤の古いレコードがあり、それを古い蓄音機で聞かしてくれました。いわゆるヴィクターレコードのトレードマーク、ワンちゃんがラッパ型のスピーカーの前で耳を傾けているなつかしい蓄音機です。ひと昔前にタイムスリップしたみたいでした。
次は安曇野（あづみの）のこれまた有名なちひろ美術館、広大な緑の敷地の中にありました。東京、練馬区石神井にもありますがあの絵はこの場所がふさわしい気がしました。
そしてもうひとつ有名なのが碌山美術館です。ちょうどお昼でしたので、すぐ近くのおそばやさんで手打ちをいただき、美術館へ。
するとそこに地元のコーラス隊が待機して我々を待っていてくれました。というのは毎年4月29日には早春賦を歌う会があります。作詞したもと東京音学学校教授だった吉丸一昌氏が大正2年にこの地の雪解け風景を見て詩を書き上げ、来年がこの歌の誕生100周年なんです。この歌を歌い継ぐ会を主催されている皆さんが前述のコーラス隊でした。
その歌碑があるのですが、今回は雨で足元が悪いため断念。代わりにこうして集まってくれました。この地で有名なのが、戦後昭和22年から3年近く放送された、菊田一夫氏脚本のＮＨＫラジオドラマ『鐘の鳴る丘』で有名になった「とんがり帽子」の歌ですね。
ドラマの内容は戦争から復員してきた青年が、戦災孤児のために信州に彼らの住める場所を作ってあげようという物語で戦後すぐの時代には多くの人がこのラジオを聞いて共感と感動を呼び国民的ヒット番組になりました。
このテーマ曲がとんがり帽子で作曲が古関裕じ、歌は川田正子さんでした。ドラマが始まった翌昭和23年には、ドラマに感銘をつけた方が、私財を投げ打って前橋市に青少年用語施設を作り、これが昭和28年、安曇野に時計台つきの建物に移ったとか。また当時、穂高に有明高原寮という更正施設も映画化されたときに作られたとか。
そしてその歌詞の続きを我々に歌ってくれました。みなさんが、来年の100周年にはぜひおいでくださいと雨の中、我々のバスを見送ってくれました。
20（水）朝6時半から大阪、千里の倫理法人会での講演です。今回はモンゴルツアー11回を振り返ってという題で、親日的な外国のひとつをこれまで撮りためた写真やＤＶＤを使ってお話しました。
夜はこれまた第3水曜の夜に大阪で定期的に開催されている友遊会で、今度はブータンの話をしました。昨年、第5代の若き国王がご夫婦で来日して以来、マスコミでもよくブータン王国が紹介されるようになりました。その記事をレジュメに使いました。
21（木） 友人の寺田のり子さんが塩絵という新しい手法でユニークな絵を描いてますからという案内をいただき大阪市内のギャラリーに行きました。
その足で今度は大阪の吹田市で弁当の日を提唱された竹下和男先生の講演会へ。2001年にスタートして全国の小中学校1000校を超えるとこまで広がりました。でも関西はほとんどありません。それで食の勉強会を続けている我々、おむすびの会が関西弁当の日応援団を買って出て広くＰＲしています。
22（金）昨夜に続いて今日は千里万博会場跡にできた大阪ガスの建物で教育関係者、ＰＴＡを集めての竹下先生のお話です。大阪ガスは子どもたちが自分でガスの火を使って料理するステキなＣＭを作ってますね。
また会場には弁当の日応援団の方々のステキな本がたくさん紹介されていました。
そして来月初めには、お弁当男子を育てた九大の佐藤剛史先生が伊丹においでになるという案内もあり、こちらも行ってみようと思いました。
竹下先生のこの写真はとっても有名になりましたね。
ランチルームでは給食を食べる1年生が、自作の弁当を食べる6年生と一緒に食べる。すると自作のお弁当がどんなに美味しそうに見えるか、早くお弁当を作れる5年、6年生になりたいと思うわけです。そんな1年生の5年後の写真がこれです。この3枚を撮るのに10年かかりましたと竹下先生はおっしゃってました。
また東北大学の脳科学の川島竜太教授との共同研究で料理をするとあらゆる脳の働きが活性化されるというデータも紹介されていました。
さらにこんなステキなスライドがたくさん続きました。
講演を聞いたら夜は大阪の貝塚市で当直。
たまたまテレビで山の温泉でフグの養殖の話題が紹介されていました。農家の副業として陸上養殖が最近、目だってきました。いわゆる食塩泉では海水に近く、暖かいので通常の半分くらいの期間でフグが大きくなるということでした。
23（土）当直あけで伊丹空港から羽田へ。そして長野新幹線に乗りました。
今日は長野県内の高野山系列のお寺さんの住職、檀家さんたちを対象にした講演です。
24（日）笑い学会の代16番目の長野支部が誕生しその記念講演で佐久市へ。昨夜泊まったホテルのまわりは信州らしい夏の花がいっぱい。
佐久大学は4年前にできた看護学部だけの単科大学で1学年90人の4年生大学の田中高政准教授を代表に医療関係者や笑いヨガの方々が60人あまり集まって午後から私の講演会でした。
お昼はいつものクルミソバとアカシヤの花の天ぷら。
佐久平から車で10分、大きな水車が目印の山へいさんへ直行しました。
笑い学会の記念講演会は翌朝ＮＨＫテレビでも紹介され、なにげなくテレビをつけたら私が映っていてびっくりしました。
昨夜の泊まりは常宿の佐久ホテル。ここは有名な佐久の鯉が名物。
25（月）お昼に地元の食材だけを使ったユニークな食堂に案内されました。
夜は地元の方々のたまり場、居酒屋に変身
佐久市長のオススメはこれ
昼食後は小諸市に足を延ばして喫茶店「湘南」ご主人のふるさとが湘南でそこで知り合って、今は奥さんのふるさと、小諸でお店を開いてこだわりのコーヒー、ケーキを出して地元の常連さんで繁昌しています。今日は二胡の先生も来て演奏してくれました。
夕方の新幹線で東京経由で大阪へ。
26（火）3月に就航した電車飛行機といわれる安売りの航空会社ピーチを使って初めて関空から鹿児島へ。4300円、新幹線の3分の１でした。95歳の父は元気です。
ときどき初孫、みゆちゃんの写真が届きます。来月で2歳少しおしゃべりします。
最近、お米の消費が減ってパンの方が増えてきたそうです。ご飯は太ると間違って思っている方が多いですね。カロリーを比較してみましょう。
さらに組み合わせを考えるとパンは必ずカタカナ食品（バター・ジャム・チーズなど）、そしてごはんと組み合わせるのはひらがな食品（味噌汁・漬物・煮たき物など）。どちらが食品添加物が多くなるかわかりますね。早く食い改めないと大変です。
ところで最近、大阪限定のお菓子でサザエさんの家系図を箱に描いたお菓子が大阪みやげとして人気です。なかなか面白いでしょう。
27（土）朝の九州新幹線で福岡からまた唐津へ。29（金）朝まで診療、当直。
29（金）夜は泉州貝塚で当局。突然、携帯が鳴り私の尊敬する、医者もできる落語家、中島英雄先生が急逝した知らせが。なんと朝、起きてこないから家人が行ってみたら亡くなってたという、いわゆるポックリだとか。67歳、前日まで診療もしてふだんと変わりなかったとか。
昨年夏の、関西大学堺キャンパスで研究発表と、落語『長短』を一席やっていただき、それ以来でした。今年の新潟の総会で来月また再会できると思っていた矢先でした。自分の手術した患者さんが笑ってるかどうか、20年ものあいだ、毎月、病院寄席でトリは自分で一席やる、桂前治師匠でもありました。そして笑うと脳の中でどんな変化が起こってるかという研究は、中島先生しかできないユニークなものでした。とても残念、つくづく会いたい人には会えるときに会っておかないと、そのうちはないということを今回もあらためて思い知らされた感じでした。合掌。
30（土）午後から福岡へ。高校時代の同期と福岡の中洲で同期会。久しぶりに10代の昔にもどった感じで楽しかった。
昨日の今日だから会えるときに会っておかないとという思いを強くしてましたから、8月1日に福岡の大濠公園の花火大会のときにまた集まろうという話が出たとき、すぐに行きますと答えました。
人生、最後は楽しいことしか思い出さない。その思い出は自分で作らないと誰も作ってくれないというのが、最近の私の講演で必ず伝えるメッセージです。それを実行したいと思いました。