2010年 9月7日
『8月のつぶやき』
毎年恒例のモンゴルツアー、今年で私は10回目、国立孤児院の子供たちともすっかり顔なじみになりました。
そして大草原でモンゴルの風を感じながらの乗馬、最高です。
夜は遊牧民の方々と馬乳酒を回し飲みしながら満天の星のもとで、キャンプファイヤーを囲んで私のアコーデオン伴奏で歌いました。
そして熱気球に乗って草原の散歩、そして草原温泉で『いい湯だな♪』という7泊8日の旅の写真を掲載しましょう。
1（日）も岡山で当直して
2（月）の朝、大阪へ。
29日から3日まで友人の里みちこさんが恒例、今年で7年目。毎年夏にJR神戸駅前、海側に出てすぐ左にHDC(ハウス・デザイン・センター)のビルがあります。今年はここの５Ｆが会場です。案内ハガキにあるように7月は文月、里さんの誕生日は3月23日でふみの日です。
8月は葉月、言の葉がたりというわけで6日間、彼女が書いた自作の手紙を30人足らずですが、ホントのファンの前で語ってくれました。
《一》という文字を生と死のバトンととらえた感性はすごいですね。
クリックすると拡大してごらんいただけます
４（金）明日は金沢で朝9時からの講演ということで夜、サンダーバードで大阪から金沢に着いたのが夜の9時半。インターネットで探してこの時間、この季節の旬、《岩ガキ》を食べさせてくれるところがホテルのそばにありました。
いい気分で日航ホテルにもどり28階からみた夜景です。北陸地域で一番高いのがこのホテルです。
明け方の変化を見てください。
30階の展望レストランでの朝食では金沢ならではのものがずらり。
講演すんだら地元の有名な市場へ直行しました。近江町いちば館の川木商店には岩ガキがずらり、能登ガキといって有名なんですね。
そしてナマでも蒸した形でもその場で食べられるんです。絶品でした。
それからちょっといったところにユニークなおそばやさん（鬼は外）があります。
隣は福わ家といううどんやさんです。
ちょっと情報をいれると短い時間でいろんな楽しみかたができるんですね。
お腹いっぱいになって再びサンダーバードに乗ってそのまま寝てしまい気がついたら京都を過ぎてました。そしてその夜は大阪市内で当直。
６（金）里山自然農協会の主催でフランス映画《未来の食卓・スキャン》の上映と私の講演を大阪市内のホテルでやりました。そのとき代表の松川一人くんが教えてくれたのはこのフランスのオーガニックという農産物と日本のオーガニックは別のものですよということです。
家畜の糞を化学肥料の代わりに使っていても、その家畜の飼料はすでに輸入して抗生物質やホルモン剤に漬けられた状態なんです。
奇跡のりんご、7月のつぶやきでも紹介しました木村秋則さんの無肥料でお米や野菜、果物を作るというのが自然農です。従来の発想からすれば不可能です。でも里山には肥料もやらないのに土が肥えてるから実のなる木々が育ち害虫駆除もしなくていいくらい虫にも強いのはなぜでしょう。松川君がいうにはまず肥料をやり過ぎた、窒素、石灰の毒を抜くことからはじまり3年はかかるということです。
彼がやってる大和郡山の土地は10年以上の耕作放棄地が多く、若い方が汗を流しています。 それをわかってくれたサポーターだけに彼らは作物を送ってくれます。（http://satoyama-shizen.or.jp）あなたもぜひそのひとりになってください。それがきっと家族の健康のもとになり、医療費を減らす一番いい方法だと思います。食べたもので体は作られるということですね。子供や孫たちにすばらしい自然を残すのは我々の役目です。いろんな声を紹介しましょう。
講演すんですぐＪＲで琵琶湖の西側、湖西線の唐崎へ。そこで友人に迎えにきてもらって今夜は琵琶湖の花火大会です。
比叡の山々の夕暮れです。そしてこの方角に花火が上がるのです。
湖上に花火が映るなんてなんてなかなか見られませんよ。
７（土）三重県津市にある三重県立医大の看護科卒業生の方々への講演。
近くのお米屋さんの前でペットボトルで稲を作っていますがこんなに大きくなりました。
8（日）笑い学会オープン講座で今回は大阪市立大学麻酔科教授で笑い学会会員、そしえ笑い療法士の浅田章先生のお話です。久しぶりに麻酔科の講義を聞いた感じでした。
その後は《食について》の講演を、いつものおむすびの会主催で歯医者さんたちと一緒にやりました。
９（月）大阪の出版社、新風書房は毎年、この季節になると庶民の体験でつづるもうひとつの戦争というサブタイトルがついた『孫たちへの証言』、今年はその第23集を出している出版社の福山琢磨社長が『玉音放送と軍のクーデター未遂』のお話をしてくれました。
日本では学校では歴史をまったく教えていません。なんにも知らないのは恥ずかしい限りです。たまおと放送ってなんですかといった輩もいるくらいです。もっとひどいのはもと国会議員、杉山大蔵はサイパン視察したとき『日本とアメリカって戦争したんですか？』と質問したという話にならない話もあります。
11（水）午前中は大阪の消費者協会の取材を受け、夜はいつもの童謡の会でした。
2006年1月に71歳で亡くなった永遠の少女、川田正子さんの歌った歌を、当時のエピソードを紹介しながら、戦争を歌った童謡があった話をしました。『里の秋』は開戦時、戦地にいるお父さん、お兄さんへ内地の状況を伝える歌詞で最初は、作詞した斉藤信夫さんが「星月夜」という名前で発表したのです。ですから4番の歌詞は「大きく 大きくなったら 兵隊さんだよ 嬉しいな。ねぇ母さんよ 僕だって 必ずお国を守ります」だったんですよ。それが昭和20年12月24日、最初の復員船を迎える歌としてＮＨＫがこの歌を使いたい、そのためにはこの歌詞ではいけないということで急遽、書き換えられたのが今、歌われている3番の歌詞「さよなら さよなら 椰子の島 お船にゆられて帰られる・・」というのはそういう意味の歌詞だったんです。また「汽車、汽車、しゅっぽ、しゅっぽ・・」の歌も戦時中は『兵隊さんの汽車』という題で『兵隊さんを乗せてシュッポ、シュッポ、シュッポポ、僕らも手に手に日の丸の旗を振り振り、送りましょう、バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ、兵隊さん、兵隊さん、ばんばんざい』という歌詞だったんです。これも戦後はみんなを元気にする3番の歌詞『明るい未来が待っている 走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよー♪』に変ったのですよ。8月はそんなことを考える月にしたいですね。
12（木）から16（月）朝までお盆のときは毎年、岡山で当直しながらこのつぶやきを書いています。この1週間、テレビの番組は戦後65年、次第に風化しつつある戦争を検証し、伝えようといういろんな番組が夜中まで放送されていました。
たとえば太平洋を震撼させるという勇ましい名前ですが、実はベニヤ板の特攻艇です。2年前、奄美大島に行ったとき加計呂麻島にこのボートの模型が残っていてそのときの隊長が島尾敏雄、出撃命令を待ってるうちに終戦となってのちに『死の棘』という作品を残しています。
また米軍の兵士に望郷の念を起こさせて戦意をくじこうとする日本軍の謀略放送を担当した『東京ローズ』、昭和16年たまたま親戚の見舞いにきたとき、日米開戦となり日本のＮＨＫに勤めてこの放送を担当することになった日系２世、彼女は戦後、国家反逆罪として有罪となり禁固10年の刑で服役します。でも4年前の亡くなるとき、米国在郷軍人会から最後までアメリカ国籍を大事にした愛国者と称えられ名誉回復をしたというドキュメントがありました。そして東京ローズは6人もいて、1948年、米ソ冷戦のときソ連に対して弱腰だったトルーマン大統領が選挙で勝つために反逆者にしたてて何が何でも有罪にしろという冤罪だったことも明らかにしたテレビ朝日のすばらしい番組でした。これも戦争の側面なのです。
そして15日の朝、ＮＨＫの週間子供どもニュースでは小学5年生、中学1年生など3人に『8月15日って何の日？』と聞くと「○○ちゃんの誕生日」というような答えで誰も何の日か知らない、愕然とする現実が出てました。それでさっそく町へ出て年配の大人たちに聞いてごらんと指示すると、みながちゃんと答えて当時の話をしてくれたのにびっくりという状況でした。学校ではもちろん、この百年の日本の歴史をまるで知らないのが今の子供であり、その親の世代です。いまこれを伝えないと、海外で歴史認識では自虐感的な歴史で謝りっぱなしになり、自分の国に誇りをもてない日本人になってしまうと危惧しています。
今日、テレビでは正午にあわせて日本武道館で戦没者慰霊祭が行われていました。それだけに今でも、この句が詠まれる実態を残念に思います。「水着着て女が闊歩 敗戦日」
新聞にこんな記事もあったので紹介します。
クリックすると拡大してごらんいただけます。
17（火）今日からいよいよ、私にとって10回目のモンゴルツアーです。いずれ報告は別にまとめるとして今回の主な写真を並べてみました。
一番は大草原を馬で駆ける体験、そこから上がる朝日、振り返ると長い影。そして草原の地にちゃんと足のついた虹、そして夕日、夜はものすごい数の星、星、星座なんかすぐわかるほど。
今回は草原温泉がもうひとつの目玉。乗馬体験で汗を流したあとの風呂はいいもんです。そして熱気球で草原散歩。
それから草原の遊牧民の方々とキャンプファイヤーも楽しみました。いかがです？
大手旅行社が企画するモンゴルの旅は観光地めぐりで、その土地の人とのふれあいはまず、ありません。
我々の旅は手づくり感いっぱいで、1週間で参加者全員が家族になってしまう、そのファミリースピリットがあるんです。
来年は8月16（火）から23（火）で関西空港からウランバートルの直行便の往復です。詳細は風の旅行社の高嶋さんへ問い合わせしてください。（TEL:03-3228-1063 eigyo@kaze-travel.co.jp）
また彼がさっそく風の旅行社スタッフブログ『風to旅人』に今回のモンゴル旅行を載せました。『スマイルのぼりんと生きがい旅行』です。→ http://www.kaze-travel.co.jp/tabibito253.html ごらんください。それでは旅の最初から紹介しましょう。
8月17（火）12時20分、関西空港をミヤットモンゴル航空で離陸、4時間半でウランバートルへ。
時速900ｋｍ、3600ｋｍをひとっ飛びです。日本から北西にあるモンゴル国、緯度は北海道の北、樺太（サハリン）と同じで標高は1400ｍと海のない国です。空港の壁にはジンギスカン大王の絵が迎えてくれます。
曇りでしたが大坂でるときのベトツキはすっかりなくて爽やか、18度くらいかな。日本とモンゴルの合弁で15年前に作られたフラワーホテルが定宿でここまで40分くらいです。
18（水）朝7時過ぎ、出発前にバラバラーとすごい音で外に出てみるとご覧の通り、大粒の雹です。
鹿児島から来た小学生3人には初めての体験でした。車で草原の中の道をただただ走ります。車内では私のアコーデオンの伴奏でモンゴルの歌を練習、
珍しく雨が降り、今日のうちには草原温泉には無理ということで午後4時過ぎに途中のバヤンゴビにあるツーリストゲルに泊まることになりました。
移動式簡易住居とでもいうのでしょうか、ゲルと言います。中国ではパオといいますがモンゴル語のゲルと覚えて下さい。
中はこのとおり
この旅では参加者がお国自慢の名産品を持ってきてというお願いをしましたので、すばらしい日本再発見もできました。これは大阪泉州名産の水なす、そして鹿児島県阿久根のキビナゴの一夜干し、
そしてこれがモンゴルの包子（ボーズ）と羊肉のはいったカレーです。
夜はストーブに火をいれないと寒くて眠れないほどです。
19（水）今日からはモンゴルらしいお天気の連続です。朝日を浴びたゲル、そしてこれがモンゴル国旗、
そして今日の草原温泉のある風の旅行社直営キャンプ、そらのいえを目指しますが、凸凹の草原の道ですから3回くらいパンクしてタイヤ交換、その間は青空トイレです。
お昼には無事、到着して、昼食後はいよいよ待ちに待った乗馬です。
マンツーマンでモンゴルの牧童がついてくれます。初めは怖いといってた人も2回目には全員、馬が大好き、乗馬にはまって小学1年生の子は次回はまた馬に乗るとすっかり病みつきになったようでした。
乗馬がすんで、またまたサプライズ！、大阪出る前日、徳之島の友人から完熟マンゴーが届いたのです。そのまま持参してこのタイミングで食べてもらいました。もちろんみなさん大満足です。
そして馬や羊をみながらの露天風呂。
夕食後はモンゴルのスタッフが馬頭琴やモンゴルダンスを見せてくれました。
そのあとは私のアコーデオンで10代にもどってフォークダンスでした。
20（金）今日もいい天気、でも6時過ぎに丘にあがって日の出を見ようと散歩してたら草原の上にはこのとおり、霜です。そして影が長いし、足も長い！
今回の新企画、草原でファッションショーをやりました。ごらんのとおり、みなさんに浴衣を持参してもらいました。
そして再びバスで今日はウンドゥレシレットのキャンプへ。途中にあるのがモンゴル帝国の旧都、カラコルム（ハラホリン）観光をしました。
途中の草原でモンゴルの風に吹かれながら、こうしてアコーデオン演奏もしました。
モンゴルもこの季節は初秋になりコスモスが咲いています。
今日はバスの中で鹿児島銘菓『かるかん』、これでひとしきり故郷自慢をしました。
21（土）今日は草原最後の日、でも朝から盛りだくさんのスケジュールです。草原から上がる朝日、時刻は6時16分です。
信州の自家用気球を持ってるご夫婦がこの季節だけモンゴルのこの地で熱気球フライト体験をさせてくれるのです。まずペチャンコになった気球を扇風機で膨らませます。次に火炎放射機で熱風をでおくると寝ていた気球が立ちあがるのです。
そして12人乗りのかごに乗り込み、空中散歩へ。
高さ500ｍの空からの眺めはこのとおり。
かごの中では地上のバスと交信しながら、21年で700回もフライトしている日本人女性パイロットがプロパンガスバーナーの開け閉めをしながら高度や回転などを操作するんですね。ですから女性の方がいうには、パーマをかけた時のように頭の上が熱かったとか。
そして着地が前回と違って、地上に風があったものですから飛行機の胴体着陸のように4回くらいバウンドして最後は横倒しにしての着地、スリル満点でした。
そしてこれがフライト証明書です。
そして朝食の後は2回目の乗馬、もうすっかりみなさん、馬の虜になりました。こんどは夏用のモンゴル服で乗った写真です。草原にはミスマッチだけど面白いかもと思ってハワイで着た衣装も持参しました。いろんな演出をして楽しみました。
昼食後3時からは川下りです。放牧された馬や羊の群れを低い視点から見るのもいいですね、
夕食後は昼間、乗馬体験のときに訪問した遊牧民の方々も来て一緒に久しぶりのキャンプファイヤー
です。遊牧の方々は馬乳酒を回し飲みしては自慢の歌を歌い、他の人もみな合唱します。もちろん歌詞カードを持ってる人はいませんし、あってもこの暗さでは見えません。カラオケのせいで日本人は歌詞がないとどの歌も歌えなくなってしまってる、認知症を促進しているのがカラオケということに気づかされました。
2時間余り楽しんでお開きになったところで、参加者のひとりが理科の先生ですから、たくさんの星座を解説してくれました。実に充実した1日でした。
22（日）朝は日本の青森県産のシジミのみそ汁、これがまたナマ味噌ということもあって実に美味しい、
日本人を実感したところでウランバートルへむけて出発。5時間ですから途中はご覧の通りでもすっかり慣れました。
ウランバートルに着いて、ソウルレストランで焼肉の昼食後、私設孤児院をやっている出雲出身の春日行雄さん（Ｔ9生まれの90歳）の『テムジンの友塾』へ行きました。でも高齢で体調をくずし春日さんは日本で療養中ということで、モンゴル人夫婦のお話を聞きました。
来訪者ノートには昨年、我々が来て書いたもの以後は訪問者も少ないことを感じました。お礼にいくばくかの寄付を置いて行ったら、こんなおもてなしを受けました。
そこから見た夕焼けはいつまでも目に焼き付いています。
23（月）昨夜と今夜は最初と同じ、ウランバートルのフラワーホテルに泊まりました。ここだけに大浴場があり日本人ですから、お湯の中で手足を伸ばし、ほっとして旅の疲れをいやして寝ました。
今日の午前中は、恒例、国立孤児院のサマーキャンプ地の訪問です。昭和20年代の我々の顔がそこにあるんです。ちっとも違和感はありません。
孤児たちはみんな抱かれたがっているのに、先生の数が少ないので抱いてもらえないのです。だからみんな抱っこしてあげると、嬉しそうです。
我々が百円均一のおもちゃや文房具を段ボールで毎年プレゼントとしてとどけて、一緒に遊ぶんです。お礼に子供たちがすばらしいお遊戯や歌を披露してくれます。
ここのトンガﾗラクー孤児院院長はロシア系モンゴル人で我々の代表、もり・けんさんとは15年来の知り合いで、こうして毎年訪問するのですっかり顔なじみになりました。
2時間あまり遊んでふたたび、ウランバートルの町へ。通称、妊娠ビルといわれてモンゴルには珍しい丸い形のビルはバブルの時に建設がはじまりいまだに未完成とか。
午後から市場にお土産の買い物です。一番はロシアから輸入されたキャビアでしょう。それが２ドル（200円足らず）ですから箱で買う人もいました。
ノミンデパートでは社会主義時代と比べてものは豊かになりました。
これはモンゴルのお札でトッグルク（Ｔｇ）といって1000Ｔｇが１ドル、100円くらいです。つまり1円の10分の1でものが買えるのです。日本の千円はこちらの一万円の価値というわけです。
ショッピングのあと、ＴＵＭＥＮ ＥＫＨというプロの劇団専用劇場でモンゴルの音楽ライブ、長唄、のど歌（フォーミー）、馬頭琴の演奏、そしてモンゴルのダンスだけでなく軟体芸を見せてくれました。
1時間堪能してモンゴルの最後の夜を楽しみました。
24（火）朝3時に起きて準備して6時20分発のモンゴル航空で、帰りは偏西風に乗って4時間足らずで関空へ。
ちょっと出発が遅れましたがお昼の12時過ぎには無事到着しました。
この8日間の旅はあらためてつぶやきの中の旅日記に掲載します。とりあえずエッセンスだけをお楽しみください。
29（日）毎年8月最後の日曜は日本笑い学会理事研修会を1泊で行います。今年は午後3時に姫路のちょっと岡山よりの網干に集合してそこから車で20分、海の見える小高い丘の上の「名田忠山荘」というところでした。
4時から研修会は今はやりの「なぞかけ」です。担当理事が用意した紙にお題がいくつか出ていて各自、それを答えるというわけです。たとえば、しゃもじとかけまして「銭形平次」ととく、こころは『めしとる』という具合ですね。こんなことでユーモアのセンスを磨いていきます。
30（月）姫路市の北にある書写山の圓教寺の拝観です。
そこまで宿の車で送ってもらいロープウエイで山頂へ。眼の下には姫路の高校生がデザインした田んぼアートの姫路城です。
標高600mくらいの終点から歩くこと２０分余りで圓教寺。まるで京都の清水寺です。
寺の中に食堂（じきどう）があるんですが、現代風にしょくどうと読んで、食べるところと勘違いする人が多く、振り仮名をつけてありました。さらに奥にいくとこんな建物が。
そしてここの廊下で映画『ラスト・サムライ』のロケが行われたとか。
ヒグラシが鳴いてどことなく、秋の気配でした。
３１（火）名古屋で帝王切開の麻酔の仕事のあと、大阪市内で講演。明日から９月だけど猛暑日は25日連続！
9月11日から全国で上映される映画「君が踊る、夏」はおススメです。
余命宣告をされた難病の少女が死んでもいいからこの夏、よさこいソーランの踊りを力いっぱい踊りたいと願い、実現しました。
詳細はこの新聞記事をご覧ください。
